レインボータワーは新潟市のランドマークのひとつとして数えられる展望塔。
新潟県民が選ぶ「にいがた景勝100選」の1つとしても選ばれています。
地震の影響により2012年2月8日をもって営業を終了し、2018年11月末頃に解体されました。
レインボータワー解体について
ラブラ万代のある交差点からのレインボータワー。
2018年8月27日から解体作業が始まり11月末頃に解体されました。
45年間もの長い期間、新潟市を見守ってくれていた新潟市を代表するランドマークなだけに残念です。
2018年8月の写真。
「ありがとうレインボータワーキャンペーン」のひとつ、タワー客室のラッピング。
バスセンター2階の広場側と新潟伊勢丹側の2方向からメッセージを見ることができました。
また、同キャンペーンとして解体作業が始まるまで毎日13:30前後にタワー客室が昇降。搭乗はできませんが稼働するレインボータワーは貴重な光景でした。
2018年8月上旬の19時の景色。
新潟日報メディアシップの展望フロア20階からの眺め。
レインボータワーを含めた万代や信濃川など一望できます。
ひときわ目立つあの虹色のタワーが無くなると思うと感慨深いものがあります。
レインボータワー営業当時の写真(2010.8)
レインボータワーが営業終了する約1年半前の2010年8月に搭乗をして写真を撮っていたので枚数は少ないですが公開します。
2010年8月時点の料金表。
高校生以上の大人は450円、3歳から中学生までは300円でした。団体割引はそれぞれ50円引き。
レインボータワーの搭乗券と搭乗記念スタンプ。
出発直前に撮影した座席の写真。
展望台は2階建てで定員は60人だったようです。ゆっくりと昇降回転するので座席にベルトは付いていません。
レインボータワー頂上付近から。
この頃はまだラブラ2が建つ前のシルバーボウルビルが残っています。
ゆっくりと回転しながら地上100mの高さまで上昇。
頂上に到着するとしばらく下降せず回転のみ続け、新潟の景色を360度一望できます。
昇降開始から頂上までは約3分。
塔頂で約4分間滞留し、下降に約3分。
合計で約10分間レインボータワーに搭乗できます。
レインボータワーの高さ100メートルからの眺め。
遠くに見える白い建築物は新潟スタジアムビッグスワンです。
朱鷺メッセ方面の景色。
手前の緑色の屋上はラブラ万代。新潟日報メディアシップはまだありません。
レインボータワーは営業を終了した2012年2月時点での新潟市内の展望施設として、朱鷺メッセ、NEXT21に次いで3番目の高さでした。
2013年には新潟日報メディアシップが完成し、レインボータワーを超える高さのある展望台が設けられた新潟市内の建造物は3棟となりました。
レインボータワーの歴史
1973年11月23日に開業したレインボータワーは
2011年3月11日の東日本大震災の影響により塔体が一部損傷したため営業を休止。
耐震診断の結果、倒壊の危険性は無いが改修費用の問題から2012年2月8日に営業を終了。
2018年8月27日より解体作業を開始し11月中旬から下旬にかけ解体されました。
レインボータワー解体後について
解体後は万代シテイパーク・バスターミナルのリニューアル工事を予定。
レインボータワー(2010年8月の営業当時の情報)
住所 | 新潟市中央区万代一丁目6番1 |
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電話 | 025-246-6403 |
営業時間 | 10:00~18:00 10:00~21:00(7月の土・日・祝、8月) |
運休日 | 3・6・9・12月の第2水・木曜 |
料金 | 大人450円、3歳~中学生300円 |
アクセス | 新潟駅万代口から徒歩で約10分 紫竹山ICから車で約10分 |
駐車場 | 万代シティ第1駐車場:511台(有料) 万代シティ第2駐車場:1500台(有料)他 |
公式サイト | |
初掲載日 | 2010.8.30 |
最終更新日 | 2018.12.10 |