観て触れて撮って楽しめる「SOWA美術館」は国内でも珍しいトリックアート専門の美術館。
トリックアートは立体画法(だまし絵)に新しいアイデアを付加したニューアートとのこと。
小さめな美術館ですが、大人も楽しめる不思議な作品が盛り沢山です!
SOWA美術館トリックアートの一例
館内は自由に撮影が可能です。
サイトで掲載許可も頂いたので、全ては見せれませんが一部ご紹介します。
彫刻が飾られた像
正面から見ると立体的な像に見えますが…
横から見ると平面な絵画だったりします。
陰影法と照明を利用した立体的に見せるトリックアートの一種です。
こちらの「悪魔のフォーク」は、上半分と下半分でそれぞれ違う本数に見える作品。
一枚の絵から何通りもの見え方ができるこのような騙し絵の作品もトリックアートの一種となります。
こちらも有名な作品「娘と老婆」(妻と義母、婦人と老婆など様々な訳があります)
一枚の絵ですが、見かたによって若い女性にも見えるし年老いた女性にも見える代表的な騙し絵です。
「動物かくれんぼ」というこの作品には動物が何匹も隠れています。
答えはSOWA美術館でどうぞ!(作品の展示が終了している可能性もあります)
【追記】閉館したので答えを書きますが、動物は全部で8匹(ライオン・カエル・サイ・犬・象・ウサギ・ネズミ・ワニ)
立体のキューブが浮いているように見えるものも横の恐竜も平面に描かれている作品。このような空間で記念撮影すると不思議な写真が撮れるかもしれません。
美術品は全部で約80点。スペイン・プラド美術館の作品を中心に、ヨーロッパの名画達をトリックアート第一人者剣重和宗が描きあげました。
スタッフさんの案内もあり、見方がわからない作品は丁寧に説明をしてくれます。
SOWA美術館は外観もトリックアートとなっており、窓や階段も全て壁画となっています。
一般的な美術館とは違い作品に触ったりフラッシュを使った撮影もOK。
気軽に遊べて体験できる楽しい美術館です。
閉館しました
1993年にオープンしたSOWA美術館は、2017年8月31日をもちまして閉館しました。
【詳細】SOWA美術館(トリックアートミュージアム)
※閉館直前の情報です
住所 | 新潟県長岡市寺泊野積107-6 |
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電話 | 0258-75-5355 |
営業時間 | 8:30~17:00(最終入館 16:30) |
休館日 | 不定休 |
入館料 | 一般700円、高校生・中学生500円、小学生以下300円 |
ペット | × |
アクセス | 北陸自動車道 三条燕ICから車で約30分 寺泊水族博物館から車で約10分 彌彦神社(弥彦神社)から車で約15分 |
駐車場 | 普通車100台・バス20台(無料) |
公式サイト | なし |
初掲載日 | 2016.5.21 |
最終更新日 | 2017.10.31 |