秋葉区にある明治・大正時代に日本の石油王とよばれた中野貫一の邸宅と庭園。
この「もみじ園」は中野親子2代が35年にわたり造園した12,000坪の広大な庭園で、約130種2,000本のもみじが植えられています。
見頃| 例年11月中旬~11月下旬
泉恵園【旧:もみじ園】
こちらはもみじ園の出入り口。
美術館と入り口は分かれていますが、共通チケットでどちらも入場が可能です。
もみじ園に入ってすぐ。
11月の場合は入場は16時半までで、17時に閉園となります(2019年時)。
入り口付近に設置してあった杖です。
「壷の中の竹は、杖としてご自由にお使い下さい。お帰りの際は必ず元に戻して下さい。」と。
園内は小高い山なので石段や坂道が中心です。こういう心遣いは嬉しいですね。
石段や坂道は歩きやすいように整備されていますが、滑りやすいのでご注意ください。
中央広場「紅葉茶屋」の営業期間は、「もみじ祭り」期間である毎年10月下旬~11月23日前後まで。
人気のイモ煮汁をはじめ大福や牛串、甘酒やお汁粉にビールやジュースなどが揃っています。
山を登り続けると展望台があります。
展望台からの景色。
これは素晴らしい景色だ…とは言い難いですが、ちょっとした息抜きになりました。
端の方にはこんな池も。やや危なそうな足元ですが、他にも道は沢山あるので無理にこの道を通らなくても園内の散策ができます。
中野邸記念館【旧:中野邸美術館】
もみじ園との共通チケットで入場可能な「中野邸美術館」の方には、親交のあった著名人からの手紙や、美術品、石油発掘当時の写真などが展示されています。
もみじ園から一旦出て、道路沿いを歩くとすぐに美術館の入り口。
美術館の方は坂は無くてほぼ平坦。建物内に階段は多少あります。
中野邸美術館にはこのような美術品を展示した蔵が3つあります。他、非公開の蔵が2つ。
蔵の中はこんな様子。こちらは「一の蔵(もみじ蔵)」です。
中野邸本館。
本館の大広間からの景色。
美術館敷地内にある「喫茶あさひな」の営業期間は毎年10月1日~11月末までです。
もみじ園だけではなく、こちらの美術館の方でも十分に紅葉を楽しめます。
【詳細】中野邸記念館 泉恵園(旧:中野邸美術館 もみじ園)
2017年4月に中野邸美術館は「中野邸記念館」に、もみじ園は「四季の庭・泉恵園」と名称が変更されました
住所/開催場所 | 新潟市秋葉区金津598 |
電話 | 0250-25-1000(中野邸美術館) |
開園期間 | 毎年 9月1日~11月30日 |
開園時間 | ・2019年9月1日~10月15日 記念館|9:30~16:30 (入園締切16:00) もみじ園|9:30~16:00(入園締切15:30) ・2019年10月16日~11月末日 記念館|9:00~17:00(入園締切16:30) もみじ園|9:00~16:30(入園締切16:00) |
休園日 | 10月|最終週以外の水曜日 11月|無休 |
入園料 ・入館料 | 大人1000円、高校生以下無料 (記念館・泉恵園ともに入場できます) |
アクセス | 信越本線 新津駅から車で約10分 磐越自動車道 新津ICから車で約15分 北陸自動車道 三条燕ICから車で約35分 |
駐車場 | 中野邸記念館駐車場|35台 里山ビジターセンター駐車場|165台 新潟県立植物園駐車場|340台 新津美術館・新津フラワーランド駐車場|170台 |
公式サイト | 中野邸記念館(旧中野邸美術館) |
初掲載日 | 2008.11.11 |
最終更新日 | 2019.11.12 |